デンソー

デンソー

失敗談はよく刺さる

先週から今週に渡って開催されたデンソー主催のLAスクールの講師の仕事を、今回も務めさせていただきました。以前に書いたかもしれませんが、このスクールは計5日間の日程で、前半2日間はオンライン、後半3日間はデンソー高棚製作所に集まって対面で行われます。いつものように私はオンライン講義を2時間(2日目午後)と、対面講義7時間(3日目終日)を担当しました。 実は今回地味ながら大幅にコンテンツを見直...
その他

書籍紹介「会社から逃げる勇気」

画像をクリックするとAmazonにリンクします 面識はありませんが、私と同じ株式会社デンソーに勤めていらっしゃった方の本です。この方は40代でデンソーを辞め、独立起業して農園経営を始めて大成功を収めました。ご自身2冊目の本です。 農園経営の話も興味深かったのですが、私が一番引き込まれたのは前半部分、デンソー時代のエピソードです。管理職になってどんどん追い詰められていくくだりは、私がデ...
デンソー

LAスクール雑感

先週から今年度はじめてのLAスクール(Lean Automation®スクール)5日間コースが開講しました。前半の2日間はオンラインで行われ、後半の3日間はデンソー高棚製作所で行われます。私は2日目のオンライン講義を2時間と、3日目のオフライン講義を終日担当しています。昨日がその3日目で、朝から夕方まで受講生と顔を合わせながら演習指導や講義をさせてもらいました。 今回も受講生は10名程度で...
その他

熱と流体

不思議なことにからくりやサーボを駆使した「メカ」と、熱風や液体を扱う「熱と流体」の両方が得意な設備設計者は意外と少ないです。「メカ」の得意な設計者が熱や流体の話になると思考停止になることがある一方、「熱と流体」の得意な設計者が細かい治具設計を敬遠するのをよく見かけます。 幸いなことに私自身はデンソー時代、いろいろな新製品や新規工程を担当させてもらったおかげで両方を経験させてもらいました。両...
その他

人生いろいろ

先日デンソー同期入社の仲良しグループ8人が集まって旧交を温めました。コロナの時期は中断していましたが、昨年から一年に1回の同期会(飲み会)を再開しています。 入社当時(1984年)、大卒新入社員だけで約500人、高卒、高専卒を合わせると約2,500人の採用がありました。その翌年はさらに増え、約3,000人が入社し、「こんな調子で人が増えたらどうなっちゃうんだろう?」と思っていたらバブルが弾...
その他

がんばるべきはどっち?

今でも仕事の関係でデンソーに伺うことはよくあります。そんなとき気になるのは、デンソーで働く人たちの元気の無さです。なんとなくうつむき加減でとぼとぼ歩いているデンソー社員さんのなんと多いことか。 おそらくこれは今に始まったことでなく、私が在職中のころと変わってないのかもしれません。外に出たからこそ気づく風景なのでしょう。 そして構内を移動していると、ときどき元同僚と出会い、お互いの近況...
デンソー

リソースに恵まれていたデンソー時代

以前このブログで紹介したLAスクールのお手伝いは今も継続的にさせていただいたおります。最近は講師を担当する時間帯もあります。テキストはスクールで用意していただいたものですが、そこに私なりの経験も加味してお話しています。 このお仕事をしながらつくづく感じるのは、デンソーの工機部門(設備を設計製作する部署)はいかにリソースに恵まれているか、です。人数規模だけでみても設計、仕上げ、管理、機械加工...
デンソー

Lean Automation スクールのお手伝いしています

株式会社デンソー(以下、デンソー)が主催するLean Automation スクールのお手伝いを先月(4月)から始めています。 Lean Automationとは、デンソーが自社の生産工程において構築してきた、ムダを徹底排除した経営効率の高い生産システムを指します。この構築の考え方を社外の方に習得してもらうためのスクールが、Lean Automation スクール(以下、スクール)です。 ...
デンソー

「工機設計」やってました

デンソー在職中(~2019年まで)は「工機設計」という職種に従事していました。工機設計の別名は「専用機設計」です。つまり社内で使う専用機(量産機)の設計を行っていました。細かく言えば工機設計はメカと制御に分かれ、私はメカの方でした。 デンソーは社内に工機部門(専用機を設計製作する部門)を持ち、製品の付加価値を高める専用機を自社製作しています。とはいっても、すべてを自社で設計製作するわけでは...
タイトルとURLをコピーしました