国保が高い!

会社を辞めて早5年超、マイペースで仕事ができ、時間も自由に使えて、日々の生活ほぼいいことずくめ。でも国民健康保険料(以下、国保料)の高さだけは閉口します。どれぐらい払っているかというと、昨年は97万円!その前年も同じぐらい払っています。会社員の場合、半分は会社が払ってくれますが、個人事業主の場合、全額負担です。しかし仮に半額負担だとしても、会社員時代よりずっと高いです。

社会保険は応能負担なので、所得が多ければ多いほど保険料が高くなります。しかしそれにしても高い。稼ぎのよいサラリーマンに比べれば私の所得は全然大した事ないのですが、国保加入者の中では多い部類になるようで、こんな高額になっています。

考えてみれば当たり前で、加入者の大半は高齢者で(75際以上は国保から『後期高齢者保険』に移行)、無職の方が多いです。所得があるとしても、会社員時代よりずっと低収入が一般的です。しかも高齢者ということは医療費もかさみます。さらに生活保護の人や、一部滞納者もいるそうです。

そんなドンブリの中での応能負担なので、収入ある加入者の保険料はどうしても上がってしまいます。最近読んだ本によると、国保料の差がこんなに極端に大きくなってしまうのは、完全に制度設計の失敗だそうです。いずれ大きな社会問題になることが予想されます。ぜひグレートリセットしてほしいものです。

ちなみに国保料の上限は106万円。今の所得が倍になれば、相対的に負担が小さく感じられるかもしれません(笑)

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