リソースに恵まれていたデンソー時代

以前このブログで紹介したLAスクールのお手伝いは今も継続的にさせていただいたおります。最近は講師を担当する時間帯もあります。テキストはスクールで用意していただいたものですが、そこに私なりの経験も加味してお話しています。

このお仕事をしながらつくづく感じるのは、デンソーの工機部門(設備を設計製作する部署)はいかにリソースに恵まれているか、です。人数規模だけでみても設計、仕上げ、管理、機械加工等で約1,500人の大所帯。社内には工機部門とは別に、あらゆる加工や計測の専門家群がおり、さらに社外には重層的に連なる協力メーカー群があります。仮にコストを度外視すれば、およそ作れない設備はありません。こんな工機部門をもつメーカーは国内でも稀有のはずです。

一方LAスクール受講者のお勤め先でこのようなリソースを持っている会社はありません。そのギャップをどう埋めるのか、限られたリソースの中で頑張っていらっしゃる受講者のみなさんに寄り添って考えながら、スクールのお手伝いをしています。

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