ことばのキャッチボールできてますか?

仕事を進める上で関係部署や仕入先と話し合うのはよくあることです。その話し合いも1回では終わらず、必要に応じて何回も行います。この話し合いがうまくできている状態を「ことばのキャッチボールができている」と表現します。みなさんうまくできているでしょうか?

互いに腹を割って情報を出し合い、前向きな提案をし、少しずつでも前に進んでいる実感があれば、それはことばのキャッチボールができていると言えます。

逆にお互いの腹を探り合い、提案もせず、一方的に要求を提示したり拒否したりを繰り返している状態では、ことばのキャッチボールができているとは言えません。

これを本当のキャッチボール、つまり野球のキャッチボールに例えると、相手にとって取りやすい球を投げているか、相手の投げた球をちゃんと捕球しようとしているか、と言えます。相手にとって到底受け容れがたい提案をしたり、少しだけ譲歩すれば受け入れられる提案を拒否したりしていては、全然前に進みません。

これはそもそも「プロジェクトを成功させよう」という目的意識が共有されているかどうかの問題です。この目的意識が共有されていれば、自ずとキャッチボールはうまくできます。もしもことばのキャッチボールができていないと感じたら、全員が同じゴールを目指しているという意識の共有を図ることが専決です。

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