上司(マネージャー)の大事な仕事のひとつは「決断する」ことです。
決断の結果がうまくいくときもあればいかないときもありますが、とにかく決断することが重要です。しかもなるべく早く。
そのため良い上司は、7割ほどの情報で決断します。その先新しい情報が出てきたら、その都度細かく修正するという考え方です。そうでないといつまでも部下は情報収集に走り回り、あげく手遅れとなってしまいます。
もちろん10割の情報がないと決断できない上司は失格です。情報が10割あったら、上司でなくても決断できるからです。
また7割と言っても情報の質は大事です。そのため良い上司は、どんな情報があれば決断できるかを考え、その情報の収集を部下に指示します。
いずれにしても、常に早く決断することを心がけ、そのための情報収集を行っている上司は良い上司です。