デンソーを早期退職する2年前に、趣味を生かした天文マニア向けの望遠鏡ガレージメーカー・ビノテクノを「副業」として立ち上げました。当時副業はそれほど一般的ではなかったので、どちらかといえばこっそりやっていたのですが、その後世の中が急に変わりはじめ、最近では副業が奨励されるような雰囲気になってきました。不思議なものです。
そして早期退職後にハタオリベを起業し、いまはハタオリベとビノテクノ、2つの屋号で仕事をしています。つまり副業から複業に変わりました。さらにハタオリベの業務内容に掲載したとおり、ハタオリベの中でもいくつかの業務を展開しています。ハタオリベの業務もまた複業状態です。
「いろいろやりすぎて大変じゃないか?」と思われる方がいるかも知れませんが、実際はその逆で、複数あるからこそうまく回っています。業務を一つに絞った一本足打法は、顧客の事情であっという間に仕事がなくなってしまいます。その点、複数のカテゴリーの顧客を対象とした、複数の事業内容を構えていると、全滅がありません。また一つひとつの業務内容の金額が小さくても、合計するとそれなりの金額になります。
これから会社生活を卒業して起業しようと計画されている方には、この複業スタイルを強くお勧めします。